Wi-Fiルーターを買い替えようと思っても、「どれを選べばいいかわからない」と悩む方は多いのではないでしょうか。
Wi-Fiルーターは価格だけで選んでしまうと、「思ったより電波が届かない」「通信速度が改善しない」「家族で同時に使うと遅い」といった問題が起こることがあります。
最近はWi-Fi 6やWi-Fi 7、メッシュWi-Fiなど種類が増えており、専門用語も多いため初心者には選びにくくなっています。
この記事では、家庭用Wi-Fiルーターを選ぶ際に確認したいポイントを、初心者にもわかりやすく解説します。
Wi-Fiルーターを選ぶ前に確認すること
Wi-Fiルーターを購入する前に、まず自宅の利用環境を確認しましょう。
同じWi-Fiルーターでも、家の広さや間取り、利用する人数によって必要な性能は異なります。
購入前には、次のポイントを確認するのがおすすめです。
- 家の広さ
- 戸建てかマンションか
- Wi-Fiを利用する人数
- 接続する機器の数
- インターネットの利用目的
例えば、一人暮らしのワンルームと、2階建て・3階建ての戸建て住宅では、必要なWi-Fi環境が大きく異なります。
家の広さでWi-Fiルーターを選ぶ
Wi-Fiルーターには、それぞれ推奨されている利用範囲があります。
購入する際には、メーカーサイトや製品パッケージに記載されている「推奨間取り」を確認しましょう。
ただし、推奨間取りはあくまで目安です。
壁や床の材質、家具の配置などによって電波の届き方は変わります。特に鉄筋コンクリートのマンションや部屋数が多い住宅では、表示されている範囲より電波が届きにくい場合があります。
そのため、Wi-Fiルーターを選ぶ際は、ギリギリの性能ではなく少し余裕のあるモデルを選ぶのがおすすめです。
戸建てとマンションでは選び方が違う
戸建ての場合
戸建て住宅では、上下階への電波の届き方を考える必要があります。
例えば1階にWi-Fiルーターを設置している場合、2階や3階では電波が弱くなることがあります。
特に次のような住宅では注意が必要です。
- 2階建て・3階建て
- 部屋数が多い
- 鉄骨やコンクリートの壁が多い
- Wi-Fiルーターを家の端に設置している
広い戸建て住宅では、高性能なWi-FiルーターやメッシュWi-Fiを検討するとよいでしょう。
マンションの場合
マンションでは比較的狭い範囲で利用するため、一般的なWi-Fiルーターでも十分なケースがあります。
ただし、鉄筋コンクリートの壁が多い場合や、Wi-Fiルーターから離れた部屋で利用する場合は電波が弱くなることがあります。
マンションだから必ず電波が届くとは限らないため、Wi-Fiルーターの設置場所も重要です。
Wi-Fi 6とWi-Fi 7はどちらを選ぶべき?
最近のWi-Fiルーターでは、「Wi-Fi 6」や「Wi-Fi 7」という規格をよく見かけます。
基本的には、新しい規格ほど通信性能が向上しています。
Wi-Fi 6
Wi-Fi 6は、現在多くの家庭で利用されている比較的新しいWi-Fi規格です。
複数のスマートフォンやパソコンを同時に接続した場合でも、通信が安定しやすい特徴があります。
一般家庭でWi-Fiルーターを買い替える場合は、Wi-Fi 6対応モデルでも十分なケースが多いでしょう。
Wi-Fi 7
Wi-Fi 7は、Wi-Fi 6よりも新しい通信規格です。
高速通信や低遅延などが特徴ですが、性能を十分に活かすためには、スマートフォンやパソコンなどの接続機器も対応している必要があります。
「今後数年間使い続けたい」「最新のスマートフォンやパソコンを利用している」という場合には、Wi-Fi 7対応ルーターも選択肢になります。
接続する機器の数も重要
Wi-Fiルーターを選ぶ際は、家族の人数だけではなく、接続する機器の数も確認しましょう。
現在は、一人あたり複数の機器をWi-Fiに接続するケースが増えています。
例えば4人家族の場合でも、次のように多くの機器が接続される可能性があります。
- スマートフォン4台
- パソコン2台
- タブレット2台
- テレビ1台
- ゲーム機2台
- スマート家電
接続台数が多い家庭では、複数台同時接続に対応した性能の高いWi-Fiルーターを選ぶことが重要です。
メッシュWi-Fiがおすすめのケース
自宅が広く、通常のWi-Fiルーター1台では電波が届かない場合には、メッシュWi-Fiがおすすめです。
メッシュWi-Fiとは、複数の機器を設置して家全体をWi-Fiエリアでカバーする仕組みです。
通常の中継機と比べて、家の中を移動した際も通信が安定しやすい特徴があります。
特に次のような場合におすすめです。
- 2階建て以上の戸建て
- 家が広い
- 部屋数が多い
- Wi-Fiが届かない場所がある
- 家のどこでも安定した通信を利用したい
Wi-Fiルーターの設置場所も重要
高性能なWi-Fiルーターを購入しても、設置場所が悪いと十分な性能を発揮できません。
おすすめの設置場所は、できるだけ家の中央付近です。
また、床から少し高い位置に設置すると、電波が広がりやすくなります。
一方で、次のような場所は避けた方がよいでしょう。
- 床の近く
- 部屋の隅
- 棚や家具の奥
- 金属製の家具の近く
- 電子レンジの近く
Wi-Fiの電波は障害物の影響を受けるため、できるだけ周囲に物が少ない場所へ設置することが重要です。
Wi-Fiルーターを買い替えるタイミング
Wi-Fiルーターは一度購入すると長期間使用する方も多いですが、古い機器を使い続けると通信速度や安定性に影響することがあります。
次のような場合は買い替えを検討しましょう。
- 通信が頻繁に途切れる
- 再起動しても改善しない
- Wi-Fiが以前より遅くなった
- 接続できない機器が増えた
- 購入してから長期間経過している
- 最新のWi-Fi規格に対応していない
インターネット回線を高速なプランに変更しても、Wi-Fiルーターが古いと十分な速度が出ない場合があります。
Wi-Fiルーター選びで迷った場合のおすすめの考え方
Wi-Fiルーター選びで迷った場合は、価格だけで判断しないことが重要です。
次の順番で考えると、自宅に合った機種を選びやすくなります。
① 家の広さを確認する
まず、戸建てかマンションか、何階建てかを確認します。
② 接続する機器の数を確認する
スマートフォンだけでなく、テレビやゲーム機、タブレット、スマート家電なども含めて考えましょう。
③ Wi-Fi規格を確認する
長期間利用する場合は、Wi-Fi 6以上に対応したモデルを選ぶと安心です。
④ 電波が届かない場合はメッシュWi-Fiを検討する
広い住宅では、Wi-Fiルーター1台にこだわらず、複数台で家全体をカバーする方法もあります。
まとめ
Wi-Fiルーターを選ぶ際は、単純に価格や通信速度だけを見るのではなく、自宅の環境に合った機器を選ぶことが重要です。
特に確認したいポイントは次のとおりです。
- 家の広さ
- 戸建てかマンションか
- 接続する機器の数
- Wi-Fi規格
- Wi-Fiルーターの設置場所
Wi-Fiが遅い、部屋によって電波が届かないといった問題は、インターネット回線ではなくWi-Fiルーターが原因になっていることもあります。
現在利用しているWi-Fi環境を確認し、自宅に合ったWi-Fiルーターを選びましょう。


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