光回線の「転用」と「事業者変更」の違いは?乗り換え前に確認するポイント
光回線を乗り換えようとすると、「転用」「事業者変更」という言葉が出てきます。
どちらも光回線の乗り換えに関係する手続きですが、現在利用している光回線によって手続きの種類が変わります。
自分がどちらに該当するのかを先に確認しておくと、申し込み手続きが分かりやすくなります。
フレッツ光 → 光コラボ
= 転用
光コラボ → 別の光コラボ
= 事業者変更
転用とは?
転用とは、現在フレッツ光を利用している人が、光コラボレーションサービスへ乗り換える手続きです。
光コラボレーションとは、NTT東日本・NTT西日本の光回線を利用して、各事業者が独自のサービスと組み合わせて提供する光回線サービスです。
現在:フレッツ光
↓
転用手続き
↓
光コラボレーションへ変更
例えば、フレッツ光から光コラボレーション事業者のサービスへ変更する場合が「転用」に該当します。
転用では、現在利用している光回線設備をそのまま利用できるケースがあり、新規開通工事が不要となる場合があります。
事業者変更とは?
事業者変更とは、現在利用している光コラボレーションサービスから、別の光コラボレーションサービスへ乗り換える手続きです。
現在:光コラボA
↓
事業者変更
↓
光コラボB
この場合も、現在利用している光回線設備をそのまま利用できるため、通常の新規開通とは手続きが異なります。
ただし、契約内容や設備状況によって工事が必要になるケースもあるため、申し込み先で確認しましょう。
転用と事業者変更の違いを比較
| 項目 | 転用 | 事業者変更 |
|---|---|---|
| 現在の契約 | フレッツ光 | 光コラボ |
| 乗り換え先 | 光コラボ | 別の光コラボ |
| 必要な番号 | 転用承諾番号 | 事業者変更承諾番号 |
| 工事 | 原則不要 | 原則不要 |
大きな違いは、「現在どの光回線を利用しているか」です。
SoftBank 光でも、フレッツ光からの申し込みは「転用」、他社光コラボからの申し込みは「事業者変更」と案内されています。
「新規契約」とは何が違う?
転用・事業者変更とは別に、通常の「新規契約」という方法もあります。
例えば、現在光回線を利用していない場合や、現在の回線設備をそのまま利用できないサービスへ変更する場合などです。
| 手続き | 代表的なケース |
|---|---|
| 新規 | 新しく光回線を開通する |
| 転用 | フレッツ光 → 光コラボ |
| 事業者変更 | 光コラボ → 別の光コラボ |
自分がどの手続きになるのか分からない場合は、現在契約しているサービス名を確認するところから始めましょう。
転用・事業者変更では「承諾番号」が必要
転用や事業者変更では、それぞれ専用の番号を取得してから乗り換え先へ申し込む流れになることがあります。
フレッツ光から光コラボへ変更
→ 転用承諾番号を確認
光コラボから別の光コラボへ変更
→ 事業者変更承諾番号を確認
取得方法や有効期間などは制度や事業者によって案内が異なるため、実際の手続きでは現在の契約先と乗り換え先の案内を確認してください。
乗り換え前に「工事不要」だけで判断しない
転用や事業者変更は、設備を引き継げることで新しい開通工事が不要になるケースがあります。
ただし、すべてのケースで完全に工事が不要とは限りません。
・現在の回線設備を利用できるか
・契約しているサービスが光コラボなのか
・速度プラン変更で工事が必要にならないか
・ひかり電話などのオプションを継続できるか
乗り換え前に確認したい料金
転用や事業者変更は「工事が少なくて済む」という点だけでなく、現在の契約を解約することによる費用も確認する必要があります。
・契約解除料
・工事費の残額
・事務手数料
・オプション料金
・新しいサービスの工事費
特に、現在の工事費を分割払いしている場合は、残額があるか確認しましょう。
記事98で解説した「工事費実質無料」のキャンペーンを利用している場合も、割引期間の途中で乗り換えると工事費残額が発生することがあります。
電話番号やメールアドレスも確認
光回線を乗り換えるときは、インターネット料金だけでなく、現在使っている電話やメールについても確認しましょう。
☑ ひかり電話を利用しているか
☑ 現在の電話番号を継続できるか
☑ プロバイダのメールアドレスを利用しているか
☑ メールアドレスを残す方法があるか
☑ 現在利用中のオプションはどうなるか
特にプロバイダ提供のメールアドレスなどは、乗り換え後に利用できなくなる場合があります。
転用・事業者変更の基本的な流れ
① 現在の光回線を確認
↓
② 転用か事業者変更かを確認
↓
③ 必要な番号を取得
↓
④ 乗り換え先の料金・キャンペーンを確認
↓
⑤ 新しい光回線へ申し込む
↓
⑥ 切り替え日・機器設定を確認
申し込む前に現在の契約内容を整理しておくと、必要な手続きが分かりやすくなります。
光回線を乗り換える前のチェックリスト
転用に該当する可能性があります。
事業者変更に該当する可能性があります。
現在の契約内容を確認しましょう。
契約期間や解約条件を確認しましょう。
必要なサービスが継続できるか確認しましょう。
まとめ|まず「今どこの光回線を使っているか」を確認
光回線の「転用」と「事業者変更」は、どちらも乗り換えに関係する手続きですが、現在利用しているサービスによって区分が変わります。
フレッツ光から光コラボなら「転用」、光コラボから別の光コラボなら「事業者変更」と覚えておくと分かりやすくなります。
乗り換え前には、工事の有無だけでなく、工事費残額・解約費用・電話番号・メールアドレス・オプションなども確認しましょう。
現在の契約内容を整理してから、乗り換え先の料金やキャンペーンを比較すると、必要な手続きを進めやすくなります。

