「Wi-Fiが遅い気がするけど、本当に遅いの?」 「ルーターが悪いのか、回線が悪いのかわからない」
そんなときに最初に確認したいのが、インターネットの通信速度です。
感覚だけでルーターを買い替えたり、回線を変更したりする前に、まず現在の速度を測ってみましょう。
Wi-Fiが遅いと感じたら、まず速度を測る
通信速度は「Mbps」などの単位で表示されます。速度測定では、主に下り速度・上り速度・Ping(応答速度)などを確認できます。
インターネットからデータを受け取る速度です。Webサイトの閲覧や動画視聴などで重要になります。
スマホやパソコンからデータを送る速度です。写真や動画のアップロード、オンライン会議などで影響します。
通信してから返事が返ってくるまでの時間です。オンラインゲームなどでは、この数値も確認しておきたいポイントです。
速度測定は「同じ条件」で比較する
速度を測るときに大切なのが、できるだけ同じ条件で比較することです。
例えば、ルーターの近くでは速いのに、寝室では遅いということがあります。
この場合、回線そのものではなく、Wi-Fiの電波環境が原因になっている可能性があります。
まずは次の2か所で測定してみましょう。
ルーターに近い場所で速度を測ります。Wi-Fi環境の基準として確認します。
実際に動画が止まったり、Webサイトの表示が遅いと感じたりする場所でも測定します。
2か所の結果を比較すると、家の中のどこで速度が落ちているのかを確認しやすくなります。
速度測定の数字だけで判断しない
速度測定の結果は便利ですが、1回測った数字だけで「遅い・速い」と判断するのは避けましょう。
測定結果は、使用している端末、測定する時間帯、ネットワークの混雑状況などによって変わることがあります。
そのため、1回だけではなく、時間帯や場所を変えて比較することがポイントです。
昼間は速いのに夜だけ遅い場合は、時間帯による混雑などを確認します。
ルーターの近くでは速く、離れた部屋だけ遅い場合は、Wi-Fiの電波環境を確認します。
スマホだけ遅い、パソコンだけ遅いという場合は、端末側の問題も考えます。
測定結果から原因を切り分ける
回線、ルーター、端末など、Wi-Fi以外の原因も確認します。
Wi-Fiの電波が弱くなっている可能性があります。ルーターの設置場所や中継機などを検討します。
時間帯による混雑や、夜に同時に使う機器が増えていないか確認します。
Wi-Fi全体ではなく、その端末の設定や状態などを確認します。
速度を測ったら、次に何を確認する?
速度測定をしただけでは、問題の原因までは分かりません。
次の順番で確認すると、原因を切り分けやすくなります。
- ルーターの近くで速度を測る
- 遅い場所でも速度を測る
- 昼と夜で比較する
- 別の端末でも試す
- Wi-Fiルーターの設置場所を確認する
- 2.4GHzと5GHzを切り替えて比較する
この結果から、「回線の問題なのか」「Wi-Fiの問題なのか」「特定の端末の問題なのか」を少しずつ絞り込んでいきます。
速度測定はWi-Fi改善の第一歩
Wi-Fiが遅いと感じたら、いきなり機器を買い替えるのではなく、まず速度を測ってみましょう。
特に「ルーターの近く」と「遅い場所」を比較すると、Wi-Fiの電波環境に問題があるか確認しやすくなります。
さらに、時間帯や端末を変えて比較すれば、改善すべきポイントも見つけやすくなります。
「速度を測ってみたけど、何を改善すればいいかわからない」という場合は、現在のWi-Fi環境を診断してみてください。

